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【回顧録 3】脱出系亞種音-FUJI ROCK FESTIVAL’21/平沢進+会人(EJIN)

間もなく始まる24曼荼羅の開催を待っていた、2021年4月16日。

またしても公式から、驚くべきアナウンスが飛んできた。

マジかよ…と驚きつつ、気がついたらチケットを取っていた。

24曼荼羅と同じユージさんのドラムが入ったライブ感のある編成に加えて、新譜の発売時期ということもあり期待しかなかった。

2021年8月22日

せっかくなので、朝一で入場。

朝から様々なアーティストの音楽を生で聴ける幸せ。

また、午前中は思いっきり晴れている、フジロック日和だった。

本当に山の中で行われているイベントで、始めて参加した私にとってかなり新鮮なものであった。

自然の緑が目に優しい...

また、会場内には出店が多く、いい匂いが野外に漂う雰囲気はまさに、お祭りであった。

物販のTシャツを着て、準備完了!

色々と会場を見回った後、なるべく前方で見るために、前のアーティストであるFINALBY ( )の時からWhite Stageで待機。

カッコイイ光の演出と謎のコーンで頭で理解できなかったが、非常に面白いパフォーマンスであった。

パフォーマンス終了後、脱出系亞種音の準備が始まる。

これもフジロックの面白いところで、なかなか見ることのできないライブの準備を生で見ることができた。

FINALBY ( )の巨大なコーンが仕舞われた後に、入れ替わるようにレーザーハープとテスラコイルが出てくる場面は非常にシュールで謎の拍手も起きていた。

私がいるのはロックフェスなのか…?

また、ドラムの調整のためにユージさんも登場!

調整用ミニパフォーマンスに皆感激!確かこの時に写真を取っていた気がする…

そしていよいよライブは始まるのであった。

セットリスト

1:COLD SONG

2:ENOLA

3:BEACON

4: Solid air

5:TRAVELATOR

6:幽霊列車

7:アヴァター・アローン

8:消えるTOPIA

9 :アンチモネシア

10:HOLLAND ELEMENT

11:パレード

12:夢みる機械

13:論理的同人の認知的別世界

14:Big Brother

15:救済の技法

16: TIMELINEの終わり

アンコール

17 :庭師KING




前回のフジロックとは違い、不穏な出囃子からパフォーマンスは始まった。

その正体は新譜の中で唯一のインストゥルメンタル曲、ZCONITEのアレンジ。

新譜のジャケットで象徴的なヘルメットをつけて平沢進がゆっくりと登場する。

そして、エンジンがかかるように始まった一曲目は新曲 COLD SONG。

フジロック最終日のラスボス登場に相応しいこの一曲である。2パートあるギターソロが痺れる。

2曲目はP-MODELからENOLA!ここから会場の盛り上がり方は爆発。

また、ユージさんのお気に入りの1曲がここに来て演奏ということもあり、超エキサイティング!

続く3曲目は、24曼荼羅/Day1で初披露されたBEACON!

ここにきて、また生で聞けるのは本当に嬉しい。

そして問題の4曲目、Solid airの還元.ver。

後のBSPで明かされたが、この曲の冒頭でエフェクターのトラブルが起こり、ものすごい低音のノイズが発生する。再配信とテレビの再放送でも確認したが、生のノイズは非常に大きく個人的にトラブルが解消するか非常に心配であった。その一方で派手なデストロイパフォーマンスとシャウトボイスが非常に印象的で、その様子はまるで呻いている反抗期のギターと格闘しているようであった。

5曲目はなんと、核P-MODELから TRAVELATOR。

ハイブリットだと思っていなかったので、この選曲には驚き。

生のパフォーマンスが思った以上に合っており、オリジナル版と全く印象が変わる一曲であった。

6曲目は聞いたことのないアレンジから始まった。新譜から幽霊列車である。

初めて聞いた時から、生ドラムで聞きたいと思っていたので、新譜後、初のライブパフォーマンスで聞けてラッキーである。

7曲目は2019年のフジロック、24曼荼羅でも演奏された最近の定番曲である、アヴァター・アローン 。レーザーハープが映える曲である。なんとなくだが、ライブ前の照明演出から、この曲が来そうな予感がしていたので予想的中!

8曲目も新譜から消えるTOPIA!

作曲時点の開発コードはGhost Venue。新譜の最初にできた曲である。

一年後に、大勢の観客が生でこの曲を聞いていると思うと、何か感慨深いものを感じる。

そして、ライブも中盤へ!ここから怒涛のサプライズラッシュ!9曲目は核P-MODELからアンチモネシア 。Hybrid Phonon のテスラコイルの印象が強いこの曲だが、今回もそれは健在!

また、今回は間奏部分にギターソロが追加される豪華仕様。サプライズギターソロは本当に痺れる。

アンチネモシアのあと、謎の出囃子が始まる。聞き覚えのあるメロディだと思ったら、聞いたことのない歌詞。なんとAnother GameからHOLLAND ELEMENTである。

2019年のジャングルベッド1.5と同じ、いわゆる手土産枠の完全ニューアレンジ。

本当に音源化して欲しいです…

コアなファン向けの曲の次はなんと、平沢進入門編的な一曲である曲、パレードが来た。映画、パプリカで有名なこのマーチ的な曲は、生ドラムによって音の厚みが増してさらに進化しており、過去最高のパレードであったと思う。

パレードの盛り上がりで会場が熱くなっている中、さらに追い打ちをかけるように聞いたことのある出囃子が始まる。

2019年のフジロックで大盛り上がりしたあの曲が来たのだ。

2019年のフジロックでは、ドラマーがいなくなってしまったために、テスラコイルを置いたという話が過去のBSPで語られていたが、なんと今回はドラマーもいてテスラコイルもあるのである。まさに、夢みる機械の最終形態と言っても過言ではない。

パフォーマンスの内容もさらにアップグレードされており、PEVOのライブでお馴染みの黒縁メガネと怪しい本を携えて平沢進が舞台袖から登場!

会場とテレビ放映版だと確認できるが、実物のデラワーカメラでフラッシュをするサプライズ付き!

会場内は皆手を上げて一心同体!皆で銅線コイルのトーテムに一礼するほどの団結力である。

そして、ここから徐々にフィナーレに向かっていく。

次の曲も新譜から来た特徴的な曲、論理的同人の認知的別世界。

シンプルな音で構成される曲であるため、生の音だとライブ感がさらに増す。

また、この曲の特徴である語りパートも生で聞けて良かった。

14曲目、とどめのBig Brother。ギターソロのあるライブ版。

本当に油断の隙もありゃしない。(笑)

Big Brotherの終了後、見慣れた赤い帯がスクリーンに現れる。

2019年のフジロックでも赤い帯は現れ、オーロラのフェイントをかまされたが、満を持して救済の技法の登場。24曼荼羅からの平沢さんの衣装とルべダリアン会人にも、赤い帯があるので、このビジュアルでこの曲をやっと聞けて非常に満足した。

そして、本編最後。

TIMELINEの終わり。

前回の24曼荼羅二日目は完全にサプライズであったが、今回は正当なエンディングとしてこの曲を聞けた。前回もそうであったが、生ドラムのこの曲が本当に好きなので、ぜひともライブ版を音源化してほしい。

新曲で始まり、新曲で終わった今回のライブ。しかも、生ドラム付き!

最高のライブであった。

そして、本編終了後お決まりのアンコール拍手が始まり、再びメンバーが登場。

今回はMCはなく、そのままアンコール曲、庭師KING!

自然的な会場の雰囲気と曲が相俟って、極上の空間がそこにはあった。

実はアンコールは2曲目もあったそうだ。

HUMAN-LEは平沢進/核P-MODELの曲のなかで一番大好きな曲であったため、非常に残念であるが、それでも大満足であった。

こうして、FUJI ROCK FESTIVAL’21のWhite Stageは全て終了。

帰路につく。

新譜発売後のライブということもあり、怒涛の新曲ラッシュ。

そして、多くのサプライズ演出。

フジロックまで行くのは、正直ハードルが少し高かったが、一切の後悔もなく大満足である。

ただ、若干のトラブルもあり、100%のパフォーマンスではなかったかもしれないので、そこに関しては平沢さんの土俵である、明日のインタラクティブライブで真のパフォーマンスを発揮してもらいたいです!

もうすでにワクワクが止まらりません。(笑)

とういうことで、続きはWebで!

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